早くも4月、新年度に入りました。
今年の冬も終わるようで、まだまだ寒くて。
なぜか、
ふと、小学生の頃、こんな詩を書いたのを思い出しました。
怒ると怖いけど、ふだんはやさしい女性教師の加藤先生に
めずらしく褒められたのを覚えています。
雪
朝起きると雪が外に雪がつもっていた。
ふわふわした白い雪だ。
ぼくはうれしくなって家からでて、近くの森に入り、
木の枝につもった雪を見ていた。
雪はとてもかるくて、
さわってみると、やわらかくて、
冷たいのか、あったかいのか、
ちょっと迷う。
ほっぺたの赤い女の子が歩いてきた。
長靴の音がキュッキュッとなる。
女の子は、地面につもったばかりの
白い雪を両手ですくって、
舌をチロっと出して、なめた。
女の子が笑った。
ぼくも笑った。
なんとなく思い出して書き直してみましたが、おおよそしか思い出せませんが、この詩を書いた背景はよく覚えていています。太素塚の鳥居から入って右側の道路の杉の木の枝にかぶさっった雪が、とても深く積もっていたものでした。この頃、遊び仲間とは違って、見知らぬ座敷わらしのような女の子が、ニコニコしながらついてきたりしたのを思い起こしました。とりとめない記憶ですが。
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