珍しく私は東横線の元住吉駅から渋谷を見た。普段はあまり利用しないルートでの景色。
渋谷って、なんか違うエリアなんだよな。
ま、一応オレは新宿派。対して渋谷は?
何か青森県の南部と津軽って感じかな。違和感があるわけでもなく。
東横線は若い頃の思い出が。。
元住吉駅から電車に乗り込み、通常のルートではないことにちょいワクワクしながら運転動き出す。次第に慣れ親しんだ風景が遠ざかり、新たな街並みが広がっていく。
渋谷に近づくにつれて、高層ビルや賑やかな街の様子が目に飛び込んでくる。
普段とは違う光景にちょっと興奮しながら窓の外を眺めました。
視界に入ってくる建物や人々の動きに、東京の活気を感じるというか。
ちょっとまた若い頃を思い出す。
あの従兄のカズヤ、サト。あとアケミ。
アケミは結婚して、この東横線の菊名に最初住んでたよな。
みんなで行って、食事した記憶がよみがえる。
ひと頃、十和田の同年代の親戚がみんな東京か横浜とか首都圏に居た時期があったんだな。
若かった。
今は、みんな実家か、その近くに居たりする。
この珍しい経路での景色を見るのは、自分にとって特別な体験でした。
普段の通勤や移動の中で、新しい発見や刺激を得ることは今とても大切に思う。
元住吉から渋谷を見るその瞬間、私の心には新たなエネルギーが湧き上がりました。
ただの行くぞ!という若い頃のものではなく。
あ、そういや、一緒に演劇やった彼も東横線だったな。
東横線、渋谷から発着エリアでは、最も親近感がある路線なんだな。
このようなちょっとした変化や発見が、東京の日常を面白くしてくれる
東横劇場と立川談志の「ぞろぞろ」
東横線といえば、また懐かしい思い出が蘇った。特に、渋谷の東横劇場での出来事は忘れられないエピソード。
立川談志が出番になっても現れずアナウンスがあった。あの頃よくあったことだけど。
あんときの談志の演目は「ぞろぞろ」だった。
アナウンスから、談志が遅れていることが伝えられると、会場はざわめいた。
しばらくして幕間にふと現れた談志の姿に、観客は大笑いしました。
髭が生えてたな。
「ぞろぞろ」という演目の中で談志が演じたしぐさ、ほんのり酔っていたこともあり、楽しい一時を過ごしました。あの日の東横劇場の雰囲気、笑い声、そして談志の芸は今や幻だけど、心には鮮やかに刻まれた一コマです。東横劇場、見てると電車の音がガタガタなった。
更に幻のエルビス・コステロとARBの共演
東横劇場は今や幻となったけど、舞台袖の談志の照れて頭書いたり髭なでたりするしぐさが鮮明だ。
そういや、エルビス・コステロのライブも東横で見たな!あんときARBもブッキングされてたんだけど、事務所と興行の都合で中止でコステロだけだった。石橋凌を東横で観たかったんだけどなぁ!!