ワールドカップ2018幕開け!忘れられた微熱な風が吹いている

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ワールドカップで日本がコロンビアに勝利したらしい。

テレビでニュースを見ていたのだが、およそこんな時は俄かファンになる。このスポーツというイベントでの同時代性、いや同時性ということがテレビの存在感を際立たせる。

日本の各地のファン、コロンビアの国内の各地のファン、コロンビアの大使館でのコロンビア人の方々の熱狂がスパンする現場動画で、リアルに見えてくる。

ふと、2002年日韓ワールドカップ前の数年間を思い出した。

世の中はリアルとヴァーチャルの交錯が日々ライブのように繰り広げられていた。
サッカーファンと、クラブ通いする通称クラバーが渋谷をキーステーションに多面的な場面で工作していた。
酒場、球場、クラブ、ライブハウス、そして、まだISDN回線だったインターネットと携帯電話。

ここにはいない誰かと、ここではないどこかで、ヴァーチャルというあちら側のネットワークを介して、
出会いたい、触れたい、踊りたい、抱きあいたい。

そんな未知との出会いへの渇望の風が、微熱のように、夏で、冬でも、生ぬるく漂っていた。

時の総理大臣は、それをミレアニムいいまつがえていた。

無論時代は違うし、テクノロジーは遥かに進化した。

が、どこか似ている、風が吹いている。

その前に、大阪で大きな地震が起きた。

ぼくが荻窪に店を構えた2001年から17年が立つ。

時は流れ、流れながらループする。

何かが違う、何かが似ている。

核のボタンがあるとするならば、どんなカタチをしているのだろう。

お手元のスマートフォンのアイコンのどこかに紛れているよな。

本業がめちゃくちゃ忙しいので、せめにもっと日記でも書くとするか。

では、また明日。

オチボ日記でした。

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