「なぜか武士道」なんて、ぞんざいなタイトルで新しくブログをはじめることとする。
当初は、本当にぞんざいにはじめるので、ぼくを知る人は予めご容赦願いたい。
ともかく、今は、雑記でも、メモでも、書かねばならないという場面にある。
ぼくが生まれた土地は、青森県十和田市というところだ。
そこはかつて三本木原と呼ばれていた不毛のだだっ広い原野だった。
江戸時代末期に、新渡戸傳(つとう)という侍が先導して開墾された人口都市である。
いや、人口都市なんで言い方はおかしいんだけど、人口都市なのである。
その十和田市の原型が形作られたのが、
稲生川(いなおいがわ)という人口河川の上水によるものなのです。
その稲生川の上水からはじまり、三本木原と呼ばれる不毛の土地が
後に約100年後に十和田市という美しく五番目に区画された町に生まれ変わり現在に至る。
するとそこから、なぜか、世界的に著名な人物、新渡戸稲造にいたるわけです。
新渡戸稲造という方がどういう人なのかは、またのちにのべますが、
そのぼくの故郷の朴訥なはずだったはずなのに甚大なものに変わる壮絶なドラマチックな物語を、
噛み砕き、噛み砕き、わかりやすく、親しみやすく述べてゆくのがこのブログの趣旨です。
これから、何とか継続して書いてゆきますので、おつきあいいただけますと幸いです。
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