スカート姿のお母ちゃんと家出の準備

スカート姿のお母ちゃんと家出の準備

その日の昼前、保育園の庭で、いつものようにお友達と遊んでいたら、急に、お母ちゃんが現れた。ぼくはその出で立ちに驚いた。 いつもは、庭いじりか畑いじりで真っ黒けのお母ちゃんは、スカート姿だった。 母親との家出は、当時通っていた友愛保育園のからはじまった。 お母ちゃんが、 ...

母親との家出

母親との家出

今年の春先から、なんとなく家出をしているような気がします。 生まれた実家がある故郷十和田でもなく、 長年生きてきた東京、杉並でもなく、 なぜか縁あって東北あたりを仕事でうろうろしています。 故郷とは限らず、遠くに離れると、離れた土地や時代を思い出します。 今は、また...

新渡戸稲造と武士道とイマジン

新渡戸稲造と武士道とイマジン

国連でのトランプ大統領のスピーチをテレビで見ながら、ジョン・レノンを思い出していた。 ジョン・レノンは、歌の中で言った。 想像してごらん。 天国も、国境も、宗教もない、一つになった、そんな世界を。 トランプは、言った。 「正義の側にいる多数」が「悪しき少数」と闘うの...

太素塚裏の小野商店は、罪なヤツさ、ああ、てっちゃんの夏、キンチョーのアイスクリーム。

太素塚裏の小野商店は、罪なヤツさ、ああ、てっちゃんの夏、キンチョーのアイスクリーム。

「テツオーーーーーーっ!」 「バシッ!」 「ああ”----------っ」 夏の昼下がり。 あれはきっと土曜日だったのかな。 太素塚裏の近所の幼なじみのてっちゃんと、太素塚裏にあるお互いの家に向かって歩いていた。 てっちゃんとぼくは、同じ友愛保育園の保育園児で、おそらく二...

夢遊病者の限りなく心地よい時間帯

夢遊病者の限りなく心地よい時間帯

2004年の師走で、ライブをやる自分の店で毎日カクテル作って、DJのターンテーブルいじっていた頃の12月で、相当忙しい頃の朝方、目が覚めてからの数時間、自分の両親にひたすら年末年始に帰省できない言い訳を考えていた夢のような数時間がありました。 西荻窪から荻窪の店までの間を自転車で歩いている間に、急に、自分の両親が不在であったことに、気づき、途方もない、あまりにもやるせない虚しさを感じたのを覚えています。

山神 土木の眼差し

山神 土木の眼差し

父親の晩年にこれが最初で最初と思いイタリア旅行に行った時のこと。 憧れのローマから一気にベネチアに、病上がりの父親を無理矢理飛行機に乗せて連れて行った。 退院する際に、医者が、この先、あとどんくらいか、あれくらいか、わからないが、長くない、ってので、半ば無理矢理。 当時広告代理...

山神 開拓の身体脳

山神 開拓の身体脳

2017年。今年の5月に太素祭に行った際に、十和田三本木原開拓市のある種決定的な証跡となる幻の穴堰の見学に行ってきた。そのレポートを書くつもりで撮った写真の中で、強く我が心を射止めてしまったのが、南部土方衆の残した石碑「山神」である。 幻の穴堰 幻の穴堰とは、新渡戸傳の開拓事業の後継者で...

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