最近、ロシアとウクライナの動向が気にならざるを得ない。
けれど、何かリアリティーがない、という気分が否めない。
なぜだろう。
明らかに、メディアによる情報伝達の変化だ。
僕にはテレビがない。
というか、テレビを見ない。
テレビという物体はあるのだが、4年ほど前から、テレビは全く自分の生活圏の中で生きていない。
逆にスマホ、パソコンのインターネットからは逐一情報を撮っている。
こんな情報の取り方でいいのだろうか?
と思いながら、最近気になっていた映画をAmazonPrimeで見はじめた。
その名も「サマーウォーズ」。
夏の戦争だ。
2010年あたりだと思う。
早稲田松竹で、何の前情報もなく、ただ、何か面白そうだからを思って見た。
アニマ映画だ、と単純に思って映画館に入って暗闇の中の光を浴びたが、
それは、予想と全く違うものだった。
今見てみると、明かに10年後の今、
自分は、最新のiPhoneとパソコンを使って情報を得ている。
そしてその情報の向こう側で、戦争がはじまり、悲惨な殺戮が行われている。
そして、その情報自体が模造されている、というフェイクな情報が交錯する。
映画そのものが同時進行している錯覚に陥る。
サマーウォーズ、
今、バーチャルとリアルが交錯しながら明らかに戦争が起きている。
今、どうするべきか!!
映画「サマーウォーズ」と同様のことが、
まったくリアルに、現実に、本当に、起きている。
自分のできる行動範囲の中で何ができるか?
多くの人たちに、その虚飾に満ちたリアル、
リアルの中の虚飾の構造、
それを知らせるしかない。
どうやって?
世は、もはやヴァーチャルばかり。
そかも、それはアニメの映画。
いや、その映画が伝えたかったことが、そのままつたえつつければつたわるはずである
という確信がある。
映画だ。
映画は、映画だ。
人と、知と血、汗と身体と言葉作った。
映画の中の登場人物は、アバターと呼ばれるヴァーチャルキャラクターと、
リアルの場面では、古き良き旧家の大家族と友人と恋人と愛情!
それを伝えるのだ!!
本日は、花粉のせいか、鼻水が止まらないので脱筆(脱タイプ)
リアルだ!
さあ、歌おう!
#山下達郎
#サマーウォーズ