変身忍者 佐藤豪の素晴らしいところは、まったく何の価値もなかったものに、価値を作りだしたことだ。これは、試合ライブの相手選手としてのシンガーにも言えるし、ベルトを創設した時に賛同してくれたメンバー、協賛していただいた経営者も然りだ。
全く何の価値もなかったものに価値を作る。
しっかりやらなければ、世間はただバカ呼ばわりをするだけだ。だから、小さな小屋の小さなライブとはいえ、常に真剣勝負なのだ。それを死ぬまでやり続けたからこそ、変身忍者 佐藤豪の価値はベルトを創出した場所がなくなろうとも、人のつながりがあり、音楽、アートがある限り、続いていった。そして、まだまだ続いていれば、何かがあれば、何かが変わったであろう。
正直「新東京歌謡プロレス」は、進行のアナウンサー、セッションを盛り上げるレフェリー、演出効果を高めるためのDJ、勝負の行くをハラハラ見守る観客、すべてが緊張に包まれ、ライブを越えたスポーツのような感動を感じていたはずだ。
新東京歌謡プロレスのキャッチフレーズは「感動、約束。」だった。
写真は、変身忍者 佐藤豪の新東京歌謡プロレス創設初期の頃のタイトルマッチライブ後で1ショット。
勝利して緊張がほぐれた佐藤豪を、boxinglee’cafeアルバイトスタッフ、ふたりのちっちゃいアイドル、カナとマユカが両脇で祝った。カナもマユカも本当に、佐藤豪に感動して、うれしそうだったのをよく覚えている。
そして、超満面の笑みを浮かべるBLC新東京歌謡プロレス世界ヘビー級チャンピオン 変身忍者 佐藤豪
オーナーとしては、変身忍者 佐藤豪の生涯で最も充実した笑顔を演出したプライドが、今でも、本当にうれしく思う。
こんな笑顔の佐藤豪、見たことあるかい?
どうだ!まいったか!と