飢えたニャンコに学ぶこと

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本日は、ぼくがやっている仕事の一つ、

便利屋さんの仕事の現場立会いに行ってきました。

今回の現場は、猫に関する仕事です。




プライベートな仕事ばかりなので細かにはいえませんが、

一週間程ヨーロッパの旅に出た女性の方の愛する猫に食事をあげるという仕事です。

場面は公園、その猫は野良の親子らしい。

担当スタッフの打ち合わせ面談の話にによると、

お客さまは、どうやらセレブの女性のようです。

近くのハイソなタワーマンションの最上階に住んでいるのですが、

猫は住めないらしいです。

公園の片隅に住んでいて、毎日散歩で見ているうちに

最初は、何気なく見ていたのだけど、

可愛さが募りに募り、

我慢できなくなって、食事をあげるようになったとのこと。

で、実際にぼくも現場の公園の餌やり、ではなく

お食事の場面にいってみると、小さな子猫が二匹いて、

3つのお皿に盛り付けたカリカリとウェット置くと、

そ、そ、そ、そ、と歩いてきて

パクパク食べ始めました。

おそらくは兄弟であろうもう一匹のニャンコが

そ、そ、そ、そ、と横からやって来ると、

先に食べていたニャンコが、うるせ!という感じで追い返しました。

追い返されたニャンコは、どうやら強い方のニャンコが

食べ終わるのを待つようです。

あと母猫も隠れているらしく、

3つの皿は、三匹のニャンコで、おそらくすぐに空になる。

この作業が一週間続くようです。

所要時間、5分なんですが。

さて、

ここで助けられているのは、野良猫なのか?

それとも、野良猫のようなぼくなのか?

そして、この仕事を請けたぼくは、何を伝えるべきなのか?

帰り道ぶつくさと考えて、

見上げれば、凛々しい形をした塔のような

タワーマンションがが立っていた。

image

どうやら、お客様のご自宅はその最上階らしい。

ニャンとまあ。

つまりは、志だけは高く。

ということかな。

人間界の構造を見たような気がしました。

高層に住む人は何をするべきか?

飢えたニャンコはなにができるか。

飢えたニャンコの前で、私は何をするべきか?

ふと、サルトルの言葉を思い出す。

「飢えた子の前で文学は何ができるのか」

そして、

「飢えた子猫の前でブログは何ができるのか」

ぼくの今のキーワードは、

「凡人」

である。

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コメント

  1. taisonomoribito より:

    高い志と現実との葛藤を抱えつつ、それを見つめながら歩き続けること、ごく平凡な日常の出来事を、できれば楽しみながら生きること、それ自体が貴いと思います。武士道ってそういう事なのかもと思いました。